奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

前売チケット情報

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復曲能 奈良八重桜(令和6年4月27日(土))

  • 2024年4月27日(土)
  • 12時30分開場 13時30分開演
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍  能楽ホール
  • チケット販売等については、
      主催者(奈良八重桜の会)にお問い合わせ願います。
      → ご好評につき、完売いたしました。

いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

あらすじ
 のどかな春のある日、都の天皇に仕える臣下が、奈良の春日大社に参詣します。境内には、ナラノヤエザクラを仰ぎ愛でている老人が一人、立ち去る気配はありません。臣下がそのわけを尋ねると、これが古人が歌に詠んだ「いにしへの奈良の都の八重桜…」であると言い、春日大社の起こりについて詳しく語り始めます。そして我こそ水谷神社の神の化身であることをほのめかして姿を消します。
 その夜のこと、臣下がゆめうつつの状態でいると、水谷の神様が現れます。ナラノヤエザクラが咲き誇るなかで、平穏に栄える世を寿ぐのでした。

能《奈良八重桜》復曲、初演に至るまで
 室町時代から現代までに創られた能は三千を超え、大和を舞台とする能は百二十二あるそうです(法政大学名誉教授・能楽研究者=西野春雄氏)。ナラノヤエザクラを題材とするこの能もそのうちの一つですが、江戸時代以降は演じられず埋もれたままになっていました。「奈良八重桜の会」は、設立20周年となる令和3年、興福寺の多川俊映寺務老院を通じてこのことを知り、ぜひ復曲したいと思い立ちました。資金はクラウドファンディングで募り、奈良ゆかりの「金春流」シテ方能楽師、金春穂高氏に復曲を依頼、晴れて初演の日を迎えることができました。
 古来、興福寺東円堂の前に一本の美しいナラノヤエザクラがあったことは、伊勢大輔の詠んだ「いにしえの奈良の都の八重桜…」をはじめ、『沙石集』『七大寺巡礼私記』『多門院日記』など多くの歌や物語で知ることができます。この復曲能《奈良八重桜》も、そんな古典のひとつと言えましょう。

ナラノヤエザクラ
 あらゆる桜のなかでいちばんの遅咲き。蕾は真紅、こぶりで清楚な花を開くと淡いピンク色になり、散り際に再び紅色を濃くする。奈良県、奈良市の花。東大寺塔頭、知足院のものは国の天然記念物。奈良公園に約700本あるほか奈良女子大学、大和文華館などで見られる。

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【終了】奈良県立美術館開館50周年記念特別展プレイベント
仮面芸能のふるさと奈良

芸能のふるさと奈良で味わい尽くす仮面芸能のトーク&ライブ

  • リーフレット (PDF/2.3 MB)
  • 【販売金額】
    ※座席は当日受付順に指定させていただきます。

    一般‥‥‥‥(各日)2,500円 (両日)5,000円 (すべて税込み)
    大・高生‥‥(各日) 500円 (両日)1,000円 (すべて税込み)
    中学生以下‥無料観覧券(各日先着100名)

     ●無料観覧券は、LMSのみで取り扱います。
     ●定員となり次第、受付終了となります。
     ●親子でお申込みの際は、LMSでお申込みください。
  • 【問い合わせ先】
    仮面芸能のふるさと奈良事務局(LMS内)
    電話:03-6912-0945(平日10時~18時)
  • 【チケット販売所】
    LMS(ラオックス・メディアソリューション株式会社)(外部リンク)
     電話:03-6912-0945(平日10時~18時)
    チケットぴあ(Pコード 516-397)(外部リンク)
    ◇奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~
     電話:0742-27-2630(月曜休館(12/12は臨時開館))窓口販売のみ(9時~17時)
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【終了】新春わかくさ能(令和5年1月9日(月・祝))

~能楽の魅力探訪~
  能 「安宅」 ほか 

  • チラシ (PDF/1.5 MB)
  • 【販売金額】
    S席 6,000円(正面) A席 4,000円(中正面、脇正面) 座席図(エリア内自由席)
  • 【問い合わせ先】
    NPO法人奈良能事務所
    電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
    e-mail:npohoujin.naranoh@gmail.com
  • 【チケット販売所】
    • NPO法人奈良能事務所
      電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
      e-mail:npohoujin.naranoh@gmail.com
      奈良能公演日誌(外部リンク)

    • 奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~
      電話:0742-27-2630 奈良市春日野町(月曜休館)
      チケット販売期間:11月8日(火) 9時~1月8日(日) 17時
      ※ 電話による予約販売はありません。

    • 奈良県文化会館(文化情報センター)
      電話:0742-22-0200 奈良市登大路町(月曜休館)
      ※ 電話による予約販売はありません。

    • オンラインチケット(外部リンク)
      24時間チケットを予約・購入可
      チケット販売期間:11月8日(火) 9時~1月8日(日) 23時59分

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【終了】令和4年度 奈良金春会演能会(11月27日)

  • 2022年11月27日(日)
  • 午後0時半はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • 窓口販売中

令和4年度 奈良金春会演能会

「金札」(きんさつ)
 桓武天皇の勅使(ワキ)が臣下(ワキツレ)を伴い、大宮(神社)を造営するために伏見の里を訪れる。宮造りの場に、伊勢国あこねの浦に住む祢宜姿の老人(前シテ)が現れる。老人は「切る物尽くし」の歌と椎の木や柳などの「木尽くし」の歌を謡って、宮の造営を寿ぐ。すると天より金札が降ってくる。老人は、自分は伊勢大神宮が遣わした天津太玉の神と明かして消え失せる。里の男(アイ)が、金札の降ってきた不思議な出来事を語る。やがて、天津太玉神(後シテ)が出現。弓で悪魔を射払って御代をたたえ、金札を宮に納める。
 観阿弥作の謡物「伏見」の一節を含んだ、古い形式の脇能と考えられています。
 
「紅葉狩」(もみじがり)
 女たち(前シテ・ツレ・アイ)が紅葉狩に出かけ、紅葉の木蔭で休んでいると、その近くを馬に乗った武将、平維茂(ワキ)が通りかかる。従者(ワキツレ)に様子をうかがいに行かせると、身分の高い女たちが宴を催しているとのことであった。立ち去ろうとするが、女に引き留められ酒宴に加わり、優雅な舞に見とれているうちに眠ってしまう。女たちの様子が変わり、維茂に「夢を覚ますな」と言い残し姿を隠す。維茂の夢に八幡神の末社の神(アイ)が現れ、女の正体は戸隠山の鬼であると告げ、太刀を授ける。鬼(後シテ)が目覚めた維茂に襲いかかるが、激しい戦いの末に刺し倒される。
 女の優雅な舞が、途中で急に激しい舞へと変化する場面に注目。後半の鬼の登場を予感させます。
                  
                                   解説 中司 由起子

次回予告
◎来年は、奈良春日野国際フォーラム 甍の改修工事に伴い、会場を なら100年会館 中ホール に変更し、開催します。
 令和5年度 奈良金春会演能会 予定日
  4月23日(日) 6月25日(日) 10月15日(日) 11月19日(日) 
 令和5年度 奈良金春連合会 謡曲・仕舞会 予定日
  7月16日(日)

  • 番組 (PDF/1.4 MB)
  • 【販売金額】
    5枚綴回数券 20,000円
    一般1回券   5,000円
    学生1回券   2,500円 ※

    ※申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
     下記お問い合わせ先までお願いいたします。
  • 【問い合わせ先】
    電話:0742-33-9720(金春)
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)
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【終了】第45回 なら芝能(11月5日)

  • 2022年11月5日(土)
  • 第一部 13時開始  第二部 14時30分開始
  • 第一部 奈良県文化会館 小ホール
     第二部 県庁前芝舞台 ※雨天時は奈良県文化会館 小ホール
  • チケット販売中

古式ゆかしく
自然そのものを舞台として
演ぜられる能楽をご堪能ください

  • チラシ (PDF/1.1 MB)
  • 【販売金額】
    能楽講座参加料 2,000円(解説冊子付。第二部会場に椅子席を御用意いたします。)
    第二部 立席者は無料 ※感染対策の為、当日はマスク着用でお越し下さい。
  • 【問い合わせ先】
    NPO法人奈良能 事務局  電話:0742-24-5171  Mail:npohoujin.naranoh@gmail.com
  • 【チケット販売所】
    ◎ 奈良春日野国際フォーラム 電話: 0742-27-2630(月曜休館)
    ◎ 奈良県文化会館      電話: 0742-22-0200(月曜休館)
    奈良県文化会館オンラインチケット(チケットぴあ)(外部リンク)
    ◎ NPO法人奈良能 事務局 電話: 0742-24-5171 Mail:npohoujin.naranoh@gmail.com
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【終了】令和4年度 奈良金春会演能会(10月16日)

  • 2022年10月16日(日)
  • 12時半はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • チケット販売中

令和4年度 奈良金春会演能会

能「敦盛」(あつもり)
 源氏の武将、熊谷次郎直実は出家して蓮生(ワキ)と名乗り、自らが手にかけた平敦盛を弔うために須磨浦一の谷を訪れる。そこへ草刈り男たち(前シテ・ツレ)が笛を吹きながら現れ、蓮生と言葉を交わす。やがて草刈り男たちは去ってしまうが、一人だけ居残った男が、自分は敦盛であるとほのめかし消え失せる。須磨浦の者(アイ)が現れ、敦盛の最期を語り立ち去る。蓮生が供養すると、敦盛の亡霊(後シテ)が出現。敦盛は平家一門の流転の運命を語り舞い、直実に討たれた様を見せ、さらなる弔いを願う。
 青葉などの笛についての謡や敦盛の舞う「中ノ舞」など、風雅な要素のある修羅能。世阿弥作。
 
能「遊行柳」(ゆぎょうやなぎ)
 諸国を廻る遊行上人(ワキ)が供の僧(ワキツレ)とともに奥州白河の関を通りかかり、老人(前シテ)に呼び止められる。老人は古い街道を教えようと言い、古塚の上の「朽ち木の柳」に案内する。さらに昔、西行法師がこの柳の陰で「道のべに清水流るる柳蔭、しばしとてこそ立ちどまりつれ」の歌を詠んだことを語り、塚のほとりに姿を隠す。所の者男(アイ)から話を聞いた上人が念仏を唱えていると、白髪の柳の精(後シテ)が現れる。柳の精は柳にまつわる和漢の故事を語り、舞を舞い消え失せる。
 柳の精は上人の念仏に感謝をし、「序ノ舞」を静かにゆったりと舞います。観世信光による閑寂な趣の作品。
                  
                                   解説 中司 由起子

次回予告 
 11月27日(日)    能「金札」髙橋 忍    能「紅葉狩」金春 飛翔

  • 番組 (PDF/1.5 MB)
  • 【販売金額】
    五枚綴回数券  20,000円
    一般一回券   5,000円
    学生一回券   2,500円 ※

    ※申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
     下記お問い合わせ先までお願いいたします。
  • 【問い合わせ先】
    電話:0742-33-9720(金春)
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)
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【終了】奈良で能を楽しむ会 特別公演 金春流を楽しむ会 国栖(12月3日)

  • 2022年12月3日(土)
  • 開演 13:15 開場 12:30
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • チケット販売中
  • 金春流を楽しむ会 国栖 チラシ (PDF/1008 KB)
  • 【販売金額】
    全席自由席
    前売券  一般 6,000円  学生 2,000円
    当日券  一般 8,000円  学生 3,000円
  • 【問い合わせ先】
    NPO法人奈良能
    電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
    メール:npohoujin.naranoh@gamil.com
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良県文化会館 電話:0742-22-0200(月曜休館)
    ◎チケットぴあ Pコード:514611(要手数料)
    ◎各出演者(ご協力)
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【終了】NPO法人 奈良能 特別講演 秘曲の奈良能 花筐(11月19日)

  • 令和4年11月19日(土)
  • 開演 13:30 開場 12:30
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~能楽ホール
  • チケット販売中
  • 秘曲の奈良能 花筐 チラシ (PDF/954 KB)
  • 【販売金額】
    全席自由席
    前売券  一般 5,000円  学生 1,000円
    当日券  一般 6,000円  学生 2,000円
  • 【問い合わせ先】
    NPO法人奈良能
    電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
    メール:npohoujin.naranoh@gamil.com
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良県文化会館 電話:0742-22-0200(月曜休館)
    ◎チケットぴあ Pコード:513844(要手数料)
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【終了】NPO法人 奈良能 特別講演 秘曲の奈良能 野宮(10月22日)

  • 令和4年10月22日(土)
  • 開演 13:30 開場 12:30
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~能楽ホール
  • チケット販売中
  • 秘曲の奈良能 野宮 チラシ (PDF/1.1 MB)
  • 【販売金額】
    全席自由席
    前売券  一般 5,000円  学生 1,000円
    当日券  一般 6,000円  学生 2,000円
  • 【問い合わせ先】
    NPO法人奈良能
    電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
    メール:npohoujin.naranoh@gamil.com
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良県文化会館 電話:0742-22-0200(月曜休館)
    ◎チケットぴあ Pコード:513842(要手数料)
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【終了】奈良でたのしむ ならでは能(10月10日)

  • 2022年10月10日(月祝)
  • 開演 12:30 開場 11:30
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • チケット販売中

ならでは能

清経 恋之音取
 源平合戦に敗れ西国へ都落ちした平清経の宅には、妻が寂しく残されていた。そこへ清経の自殺を知らせる為、淡津三郎が来て遺髪を届ける。夫の自殺に驚く妻は、受け入れられず三郎に形見を突き返し泣き伏してしまう。その妻のうたた寝の枕元に清経の霊が…。
 自分を置き去りにして自殺したことを怨み嘆く妻、源氏に追われる焦燥と無益な抗戦への懐疑から耐えきれず死を決断したと訴える夫の、二人のすれ違い。月光の下愛用の笛を吹き念仏を唱えて舟端から身を投げた清経は死後修羅道に堕ちていたが、念仏の功徳で成仏することができたといって消え失せる。
 今回は特殊演出「恋之音取(こいのねとり)」による上演であり、笛方にとっての大曲となる。清経の霊の登場シーンに、笛のみの独奏となり、その音色に誘われるように清経が現れ、笛が止むと清経も止まる。色んな思いが複雑に錯綜しながら妻の前に現れる様子が、「笛」と「無音」で表現される、大変素晴らしい演出。

  • チラシ (PDF/1.9 MB)
  • 【販売金額】
    前売券
     特別指定席  8,000円(お土産付き)
     自由席    6,000円
     学生券    3,000円

    当日券
     各 + 1,000円
  • 【問い合わせ先】
    公演についてのお問い合わせ
    NPO法人奈良能
    電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)
  • 【チケット販売所】
    ◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
    ◎奈良県文化会館 電話:0742-22-0200(月曜休館)
    ◎チケットぴあ Pコード:指定席;513720 自由席;513719
    ◎カルテットオンライン チケット予約フォーム(外部リンク)

    チケットについてのお問い合わせ
    noh_dai05@yahoo.co.jp

 

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