奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

【終了】令和元年度 奈良金春会演能会(10月20日)

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【終了】令和元年度 奈良金春会演能会(10月20日)

  • 2019年10月20日(日)
  • 午後0時30分はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • 窓口販売中

奈良県大芸術祭参加

令和元年度 奈良金春会演能会

能「班女」(はんじょ)
 美濃国野上の宿の遊女花子(前シテ)は、恋人の吉田少将が東国に旅立って以来、互いに取り交わした扇を眺めるばかりなので、宿の長(アイ)から追放されてしまう。一方、野上へ戻って来た少将(ワキ)は、花子の不在を知ると都へ帰り、加茂社に参詣する。すると女物狂(後シテ)が現れ恋人との再会を神に祈り、叶わぬ恋に心を乱す様を見せる。少将の従者(ワキツレ)が物狂を班女と呼び、芸をするように促す。班女は恋慕の舞を舞い、扇を胸に恋を失った悲しみを訴える。物狂の扇を目にした少将は、班女が花子であると気付き、二人は再会を果たす。
 班女という名は、中国の皇帝の寵愛を失った班婕妤(はんしょうよ)という女性が、我が身を秋になると捨て置かれる扇に喩える詩を詠んだことに由来します。謡には班女と扇の詩歌が数多く踏まえられています。世阿弥作。

能「鵺」(ぬえ)
 旅の僧(ワキ)が津国芦屋の里を訪れ、里の男(アイ)に宿を願う。男は、化け物が現れると忠告したうえで川崎の御堂に泊まるように勧める。夜更けに小舟を操る怪しい風体の男(前シテ)が、御堂に近づいて来る。怪しい男は鵺の亡心であると名乗ると、近衛院の時代に帝に害をなそうとしたが、源頼政に退治されたことを語り、うちお船に乗って波間に消える。里の男が様子を見に現れ、僧に鵺の供養を勧める。やがて鵺の霊が恐ろしい姿で出現。鵺の霊は頼政の矢に当り、うつお船に押し込められ淀川に流された様を再現する。芦屋の浮州に流れ着いたうつお船はそのまま朽ちていったと述べ、霊は暗い水へ消えて行く。
 『平家物語』をもとに、成仏を願いつつも叶わない鵺の孤独と敗者の悲哀を描いた世阿弥の作品です。鵺は、頭は猿、尾は蛇、手足は虎、鳴き声は古来より不吉とされた鳥、トラツグミに似ているという化け物です。

                                解説 中司 由起子

令和二年度 奈良金春会演能会 予定日
4月26日(日)  6月21日(日)  9月27日(日)  11月29日(日)

令和二年度 奈良金春連合会 謡曲・仕舞会 予定日
7月12日(日)

概要

能のお話           佐藤 俊之
   仕舞「松風」      吉川 恵宥
   仕舞「小督」      酒井 賢一
能「班女」     シテ   金春 康之
          ワキ   橋本 宰
          ワキツレ 小林 務
          アイ   網谷 正美
          笛    赤井 要佑
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   守家 由訓
〈休憩 20分〉
狂言「萩大名」   シテ   茂山 あきら
          アド   茂山 千之丞
          アド   丸石 やすし
   仕舞「清経」キリ    山井 綱雄
   仕舞「小鍛冶」     金春 憲和
能「鵺」      シテ   髙橋 忍
          ワキ   小林 務
          アイ   山下 守之
          笛    左鴻 雅義
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   森山 泰幸
          太鼓   上田 悟      
付祝言
(終了予定 午後5時頃)

主催:奈良金春会
後援:奈良県、奈良市教育委員会、(公社)金春円満井会

販売金額

5枚綴回数券   20,000円
一般1回券     5,000円
学生1回券     2,500円 ※
※ 申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
  下記お問い合わせ先までお願いいたします。

問い合わせ先

奈良金春会

電話:
0742-33-9720(金春)

チケット販売所

◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)

 

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