奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

令和元年度 奈良金春会演能会(9月22日)

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令和元年度 奈良金春会演能会(9月22日)

  • 2019年9月22日(日)
  • 午後0時30分はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • 窓口販売中

奈良県大芸術祭参加

令和元年度 奈良金春会演能会

能「江口」(えぐち)
 旅の僧(ワキ)が供の僧(ワキツレ)を連れて、淀川沿いの江口の里を訪れる。里の男(アイ)から遊女江口の君の旧跡を教わった僧は、その昔に西行法師が、夜の宿を江口の君に求めた歌を口ずさむ。すると里の女(前シテ)が現れ、江口の君の返歌と現世への執着を戒める歌の心を教える。そして自分こそ江口の君の霊であると明かし、消え失せる。里の男から江口の君の話を聞いた僧が弔いをすると、月夜に江口の君の霊(後シテ)と遊女たち(ツレ)が屋形船に乗って現れる。遊女たちは身のはかなさを嘆き、船遊びのさまを見せる。江口の君の霊は舞(序ノ舞)を舞うと普賢菩薩に変じ、白象に乗って西の空へ去る。
 西行が遊女と歌を交わしたことや遊女が普賢菩薩へと変じた説話などを素材にしています。世阿弥作。
能「黒塚」(くろづか)
 阿闍梨祐慶(ワキ)が従者(ワキツレ)を伴い、陸奥安達ヶ原を訪れる。祐慶たちが一軒の庵に宿を乞うと、女(前シテ)が一行を庵へ招き入れる。女は枠桛輪[わくかせわ](糸車)を回して糸繰りのさまを見せ、憂き世の辛さを謡う。やがて夜が更け、寒さが増したので、女は薪を集めに行こうとする。閨[ねや](寝室)の中をけっして見てはいけないと女は祐慶に言い置き、山へ出かけて行く。祐慶が眠りにつくと、能力[のうりき](山伏の召使い アイ)が閨をこっそりのぞいてしまう。閨に死体が山と積まれているのを目にした能力は、祐慶に報告。驚いた一行は逃げ出すが、鬼女となった女(後シテ)が約束を破ったことを恨み、襲いかかる。
 安達原の黒塚に鬼が住むという伝承を基にした能。人間的な苦悩をも感じさせる鬼女が登場します。女が枠桛輪を回しながら謡う「糸尽くし」の歌も聞きどころ。

                                解説 中司 由起子

次回以降の予定
10月20日(日) 能「班女」「鵺」
午後0時30分はじめ

概要

能のお話           金春 康之
   仕舞「舟橋」      湯本 哲明
   仕舞「小鍛冶」     酒井 賢一
能「江口」     シテ   金春 穂高
          ツレ   金春 飛翔
          ツレ   金春 嘉織
          ワキ   原 大
          ワキツレ 原 陸
          ワキツレ 岡 充
          アイ   松本 薫
          笛    赤井 啓三
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   大村 滋二
〈休憩 20分〉
狂言「酢薑」    シテ   茂山 千作
          アド   松本 薫
   仕舞「経政」クセ    井上 貴覚
   仕舞「三井寺」     髙橋 忍
能「黒塚」     シテ   中田 能光
          ツレ   岡 充
          ワキ   原 陸
          アイ   井口 竜也
          笛    赤井 要佑
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   上野 義雄
          太鼓   上田 慎也       
付祝言
(終了予定 午後5時頃)

主催:奈良金春会
後援:奈良県、奈良市教育委員会、(公社)金春円満井会

販売金額

5枚綴回数券   20,000円
一般1回券    5,000円
学生1回券    2,500円 ※
※ 申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
  下記お問い合わせ先までお願いいたします。

問い合わせ先

奈良金春会

電話:
0742-33-9720(金春)

チケット販売所

◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)

 

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